お知らせ・新着情報

脱水症について

こんにちは!
訪問マッサージなごみやの岡嶋です(^O^)

最近、特に暑い日が続いていますね(^^;
今日の朝、ご利用者様のかかりつけの先生からお電話がありました。

その内容は、
「○○さん、昨日診察した所、軽い脱水とナトリウムが不足していたので、体調管理にも気にかけてあげてください」との事でした。

まず、このようなお電話を頂ける事がとても有難かったです。
ご利用者様のマッサージによる身体機能の改善には「健康」である事が何よりも大切ですから。

定期的にご利用者様のご自宅に伺う訪問マッサージ業の利点を活かして、体調の管理もさせていただけたら、よりお役に立てますよね。

さて今回は、この季節病とも言える「脱水症」について書かせて頂きますね(^-^)


●脱水症とは●

脱水症は単なる脱水(水の不足)ではありません。

カラダにとって不可欠な体液が不足した状態を「脱水症」と言います。
よく誤解されるのですが、脱水症とは単なる水の不足ではありません。

脱水症は体液が失われた状態ですから「カラダから水分が失われるだけではなく、電解質も同時に失われた状態」のことです。

医学的には「脱塩水症」の方が近いともいわれています。
脱水症は、汗などで体液が失われた場合、そして体液の供給が不足した場合に生じます。

また、高齢者の方は元々持っている体内水分量が少なく、のどの渇きを感じにくいので脱水を起こしやすくなります。


●脱水症が体に及ぼす悪影響について●

脱水症の症状は、水分が減ることによるものと電解質が減ることによるものの2つが複合したもの。

まずカラダから水分が失われると、それだけ血液(血漿)の量が減り、血圧が下がります。

すると肝臓や消化器といった臓器を巡る血液量が減り、必要な栄養素を配ったり、不要な老廃物を排泄したりする能力がダウン。
脳の血流が減ると集中力が低下しますし、消化管の血流が減ると食欲不振が起こります。

同時に電解質が失われると、体液が濃い部分を薄め、薄い部分を濃くしようとする浸透圧が維持できなくなります。

この作用はナトリウムイオンが多くを担っています。カリウムイオンやカルシウムイオンが不足すると、神経や筋肉に悪い影響が出てきて、脚がつったり、しびれや脱力が起こったりします。


●脱水症の3つのタイプ●

脱水症には次の3つのタイプがあります。

①高張性脱水(体液の浸透圧が高くなるタイプ)
②等張性脱水(体液の浸透圧が正常なタイプ)
③低張性脱水(体液の浸透圧が低くなるタイプ)

脱水症は水分と電解質(主にナトリウム)が失われた状態ですが、水分と電解質のどちらがより多く失われるかで、3つのタイプに分かれます。

①電解質より水分が多く失われて体液がいつもより濃くなった状態が高張性脱水で、汗をかいた時に喉が渇くのはこのタイプです。
汗をかくスピードが速いほど、汗中の電解質濃度は高くなりますので、より電解質が多く失われます。

②電解質と水分が体液と同じ割合で失われるのが
等張性脱水です。下痢や嘔吐のように体液を一気に喪失してしまう時におこります。

③水分より電解質の方を多く失い、体液がうすくなった状態が低張性脱水です。大量に汗をかいて、電解質を多く失っているのに、電解質濃度の低い飲料や水・お茶などを大量に飲んだときなどにおこります。また高張性脱水で認められる、のどの渇きはあまり感じられません。


●脱水症の予防●

とにかく喉が渇いていなくても積極的に水分をとることが一番重要です。ミネラルウォーターや麦茶などを小まめにとりましょう。

ミネラルの補給には海水から作られた自然な塩がお勧めです。
海水のミネラルバランスと人体のミネラルバランスは似ていますので、小さな容器に塩を入れ、持ち歩くとよいでしょう。


●脱水症かと思ったら●

初期の脱水症状が出た場合、スポーツドリンクを飲むことは有効です。
しかし予防の段階から日常的に飲むことはデメリットのほうが大きいと感じます。

スポーツドリンクは糖分がかなり入っていますので、日常的に摂取すると血糖値の急上昇・急降下・低血糖症を引き起こし、糖尿病のリスクも上がります。
初期症状が出た時にはスポーツドリンクを飲み、服は体を締め付けないものにし、風に当てたり氷などで冷やしましょう。重度の脱水は危険ですのですぐに救急病院で診てもらいましょう。


<おすすめ>
バナナ、スイカ、桃、メロン、りんご、マンゴー、グレープフルーツなど果物や野菜は水分が多いので積極的に取り入れると良いでしょう。


<避けたほうがよいもの>
カフェイン(コーヒーなど)、アルコールなどは排尿を誘発し、脱水を起こしやすくなるので気をつけましょう。

【以上インターネットより参考】



マッサージやリハビリでの健康維持も大切ですが、
普段の食事や睡眠、栄養管理での健康維持にも前向きに頑張っていきたいですね(^O^)


健康保険が使える!
名古屋市 守山区 訪問マッサージ なごみや
TEL/052-799-9062

訪問鍼灸マッサージなごみや
〒463-0011 愛知県名古屋市守山区小幡4-14-25 TEL.052-768-6020
健康保険が使える訪問鍼灸マッサージ なごみやロゴ
電話

[電話受付時間]
土・日・祝OK AM9:00〜PM6:00
[訪問時間]
月曜〜土曜 AM9:00〜PM6:00※日曜休診