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骨粗しょう症について

こんにちは!
訪問マッサージなごみやの岡嶋です(^-^)

最近日中は暖かくなってきましたね。
ですが季節の変わり目、油断大敵です。

はやく暖かくなって、お散歩や日向ぼっこが出来るといいですね(^-^)


さて先日、過去にしりもちをついただけで骨折してしまい、それ以降運動量が減ってしまった方からご相談を頂きました。

手や腕ならまだしも、足腰の骨折は回復も遅く、後遺症が残る恐れもあり注意が必要です(>_<)

もちろん転倒しないのが1番ですが、骨粗しょう症にならない為にしっかりと予防したいものです。


骨粗しょう症は、風邪や怪我と違い、徐々に侵されていく病ですから、日常的な意識が大切になってきますね!!

●骨粗しょう症(こつそしょうしょう)とは

骨粗しょう症は単なる老化ではなく病気です。

骨粗しょう症とは、骨の量(こつりょう)が減り、骨がスカスカになり骨がもろくなる病気です。

骨がもろくなるのは「老化」と考え、予防や治療を行わずに放置されることが多いです。

しかし骨粗しょう症を放置すると骨折の危険性が高まり、高齢者では骨折から寝たきりへとつながってしまうこともあります。

女性は、ホルモンのバランスが大きく変化する閉経後、骨の量が急激に減るため、骨粗しょう症になる人の割合が高くなります。

男性は、女性に比べると、骨粗しょう症になる人の割合は低いですが、加齢と共に腸管からのカルシウム吸収が低下するため、70歳を過ぎると骨粗しょう症になる人の割合が高くなります。


●初期では自覚症状が現れにくい

骨粗しょう症の初期には自覚症状はほとんどありません。

背骨が痛みのないままつぶれていることもあります。ある程度進行してから自覚症状が出ます。
症状としては背中や腰の痛み、背中や腰が曲がる、身長が縮むなどです。

背中や腰の痛みは、脊椎の骨折に伴うもので、その他にも転んだだけで腕や足などを骨折してしまうこともあります。


●骨粗しょう症の治療法

骨粗しょう症になってしまっている方は、食事療法・運動療法・薬物療法の3点で治療を行ないます。

まだ骨粗しょう症になっていない方は、食事療法・運動療法を心掛けることによって骨粗しょう症の予防をすることができます。


1.食事療法

(1)カルシウムを十分に摂る
骨の材料になるカルシウムを十分にとることが大切です。

最低でも800mg/日以上のカルシウム摂取が必要です。
カルシウムを豊富に含む食物(カルシウム200mgの目安)

○乳製品
チーズ1切れ(30g)、ヨーグルト200ml、牛乳1杯(200ml)、スキムミルク大さじ2杯

○魚、海草類
干しえび1/2カップ、煮干10g、わかさぎ佃煮20g、ひじき1/3カップ

○野菜
ゆでた小松菜100g、青梗菜150g、切干し大根43g

○大豆、豆製品
がんもどき2個(小)、木綿豆腐2/3丁

○この他にカルシウムを多く含んでいる食材
高野豆腐、納豆、生揚げ、シラス干し、みりん干し、うなぎのかば焼き、しじみ、炒りゴマ、
チーズ全般などなどたくさんあります。


(2)ビタミンDをとる

カルシウムの吸収を助けるビタミンDをとることも必要です。
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、日に当たることによって皮膚でも作られます。


(3)タンパク質は適量を
タンパク質のとりすぎは、カルシウムの利用を悪くするのでご注意。
ただし、食欲が落ちている高齢者では、タンパク質が不足しやすいので気をつけましょう。


(4)塩分のとりすぎに注意
塩分のとりすぎはせっかくカルシウムをとっても、尿といっしょに出てしまいカルシウムの排泄を促進させます。

(5)リン、マグネシウムも必要
リンは穀類や肉類に、マグネシウムは幅広い食品に含まれ、両方とも骨の材料になります。
ただし、リンのとりすぎはカルシウムの吸収を妨げるので気をつけてください。
カルシウム2に対し、マグネシウム1が理想的な摂り方です。


(6)アルコールは控えめに
アルコールの飲み過ぎはカルシウムの吸収を悪くし、ビタミンDの働きも抑えてしまいます。


(7)喫煙に注意
喫煙はカルシウムの吸収を悪くするため、できれば禁煙しましょう。


2.運動療法

骨量の増加には適度な運動が必要です。
運動習慣を身につけ、適度に骨に負荷をかけてあげることが、骨密度を保ち骨折を予防するのに役立ちます。

推奨される運動としては、ウォーキングやジョギング、水泳やストレッチなどの体操があります。

高齢者の方では、日常生活の動作(例えば買い物や家事など)の中で、できるだけ歩くようにする、体を動かすなどを心がけるとよいでしょう。

食べ物からとったカルシウムを骨に蓄えるためには、体を動かすことが必要です。
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、日光浴で作られます。


3.薬物療法
薬剤によって骨量を増加させたり、維持させます。骨折の予防に効果がある薬剤もあります。


生活の中で骨折を予防するためには
高齢者の骨折は、人生のQOL(生活の質)を下げてしまいます。
私達の身の回りには、転ぶ原因となるものが多くあります。

転びにくい環境を整えることが、骨折予防につながります。

意外にも、室内での骨折が多いのが、高齢者の特徴です。

(1)室内の段差をなくす・手すりを付ける

段差があるところには、スロープをつけて、段差をなくす。

浴室や風呂場のいり口に手すりをつける。
浴室はスノコを敷くなど滑らないように工夫する。


(2)つまずきの原因となるものを取り除く

畳の上に敷いてあるカーペットや座布団なども、高齢者にとってはつまずきの原因となります。
電気コードに足をひっかけることもあります。新聞なども整理しておきましょう。

(3)足元に照明をつける。
室内のスリッパやサンダル履き、ロングスカートや和服なども裾が絡み転倒の原因になります。



いかがでしたか?

大げさなようで、大きな怪我や病気はささいな事がきっかけで起こります(>_<)

暖かい春を元気に迎えるために、しっかりと身の回りの事に注意を払いたいですね(^O^)/




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